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色無地の選び方と着用シーン

長男の高校入学式。

京都から関東方面に引っ越しが決まり、急いで志望校をピックアップ。見学に模試に受験に何度も足を運び本当に頑張ってくれました。

普段は無口ですが、毎晩の挨拶を欠かさずしてくれる優しいところ、やると決めた自分のルールを最後までやり通す強い意志は飽き性な私としては頭が下がる思いです。

前置きが長くなりました。
この日、選んだ着物は色無地

カジュアルな場面も想定して今は紋を入れないことが多くなっていますが、一つ紋(背中)を入れておくと

・結婚式(ゲスト)
・披露宴
・結納
・パーティ(フォーマル・カジュアル)
・お茶会
・入学式
・卒業式 など

訪問着と同様に様々な式典に着ることができるので、とても汎用性が高く、私は豪華な色無地に入れることが多いです。

今回は袋帯と合わせていますが、実は一つ紋・紋なしに限り織りの名古屋帯と合わせることもできます。

披露宴やカジュアルなどシーンに合わせてコーディネートを楽しめるのは色無地の強みですね。

ところで豪華な色無地ってなに?

色無地は白生地を一色に染めたシンプルな着物です。柄がないので訪問着より控えめな印象を与えます。中居さんを想像するとわかりやすいかもしれません。

そんな色無地、地紋(着物の生地を織る時点で入れられた文様や絵柄)が入ることでフォーマル向きに、より豪華になります。

今回私が選んだ色無地は横段と呼ばれる技法の地紋が入っているので、金糸銀糸が入った袋帯と合わせても負けることなく調和します。

はじめての色無地は、慶弔どちらにも使えるようにと落ち着いた色味をおすすめされることもありますが、いまは弔事に着物を着ることは考えにくいです。

自分の好きな色、顔写りの良いものを選ぶと透明感も出るのでおすすめです。

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この記事を書いた人

山下 絵梨奈のアバター 山下 絵梨奈 えりなkimono着付け教室代表

京都在住。4兄弟ママ。
ハイキング、温泉・寺社仏閣巡りをするのが趣味。
映画・舞台・展示会など感動空間を味わうのも好きで月に1度の楽しみにしている。

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